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ART by @_KMNTC



渋沢栄一
良い奴。幕府の勘定方。人望の厚い人気者。物腰も柔らかだが、とにかく負けず嫌いで「一番」になることが大好き。
駆け引きが得意なので交渉も上手にできるし、講武所にいるので動くことも得意。
酒もタバコもやらず、真面目な性格をしているが女の子のことが大好きなので一時期めちゃめちゃ遊郭に通っていた。女の子慣れしている。もう通っていないのに「遊郭通い」の件を擦られている時間はとても苦痛。民生にお金を使うことが好き。入籍前は民生を自宅に引き止めるために室内の設備を異様に充実させていた時期がある。民生の性格をよく理解しており「何をどうすれば快い返事をしてもらえるか」を完全に把握している。民生の第一印象は「小柄だけど態度のデカい人」。最初は少し警戒をしていたが自分のことを「良い奴」としきりに称える人懐っこいところが可愛かったので惹かれたらしい。一人称:私
二人称:〜さん、あなた(←民生への二人称もこれ!)
イメージ:藍色、かに、そろばん

民生
いつも不機嫌そうな隠し刀。
頼まれたら断らないので周囲のお手伝いをよくして暮らしているが、とにかく短気なのですぐに手が出る。馬に乗るのが苦手なので全ての移動を競歩で行う。誰よりも食い意地が張っており、よく何かを食べている。
背が低く(132cm)かなり小柄だが態度がデカいので子どもには間違えられない。
好きなときに好きなことをし、やりたくないことはしないので野良猫のような性格をしている。好意の自覚が遅く、誰かに指摘をされないと気付かないことが多い。
交際前は栄一の人柄や自分にはできない商売分野を得意としていることに惹かれ、たびたび講武所へ足を運ぶようになった。「民生」という名前は親しい間柄にだけ教えていたが、栄一が戸籍申請手続きと入籍手続きを行ったため、晴れて「渋沢民生」になる。しかし、夫婦関係になっても距離感は変わらないため栄一は手を焼いているようだ。好き:甘味(特に洋菓子)、犬
嫌い:乗馬、異人の名前
一人称:私
二人称:お前、呼び捨て
イメージ:水色(アイスブルー)、猫、おにぎり
化粧研ぎ。使っている武器は栄一から貰った銃剣。

青生
村外れに住む名前のない捨て子。7歳くらい。
物心がついた頃にはひとりきりで、ずっと盗みなどをして生計を立てていたが、民生を相手に窃盗をした日から日常が一変。
民生は「名前を持たない子ども」に過去の自分を重ね、少年は誰よりも強い民生に惹かれる。(強い者には従うサル山的な関係)
民生は少年に自分が栄一に貰ったような日常生活を送らせてやりたいと思い、少年を連れて帰るも栄一は難色を示す。しかし「民生が自分の意思で行動をしたこと」を評価し、少年を渋沢家の養子として迎え入れ「渋沢青生」と名付ける。これまで勉学には触れてこなかったため、文字も読めず計算もできないが、栄一が少しずつ教えている。特技:窃盗、隙をつくこと
好き:剣術、体を動かすこと
嫌い:勉学、じっとしていること
一人称:おれ
二人称:あんた、呼び捨て
イメージ:青色、捨て犬
キャラクター像は「ほかげ(映画版:塚本晋也監督作品)」の戦争孤児

伊賀七
「居心地が良いから」を理由に民生と長屋で半同棲していた時期がある。ライクな関係だが、民生の「本当の名前の由来」を知る唯一の人物だった。
夜になると「民生がいつ帰ってきても寂しくないように」と長屋の明かりをつけておいてくれる。庭で勝手に育てている植物はスイカ。福沢
民生にいつも叱られているがあまり反省していない。長崎に行った際にモルモットを拝借してきたので長屋で育てている。
渋沢とはそれなりに交流があり、ときどき将棋をする仲だが思想が合わない。

サトウ
民生に告白をするも、民生は交際の意味を分かっておらず適当に返事をしたためそのまま「比翼相手」になった。民生が栄一と入籍をしても比翼関係は続いている。
親しみを込めて彼女からは「愛之助」と呼ばれているが、それを知った栄一にも愛之助と呼ばれるようになった。
今では栄一の良き(?)相談相手だが、「もし民生を泣かせることがあったら全力で奪いにいく」と宣戦布告されている。
民生に悪い印象は持たれておらず、むしろ「うまい菓子をくれるし、異人なのに和名を持っているなんて素晴らしい!」と大絶賛。オールコック
苦労人。「サトウに騙されているのでは?」と民生を気にかけているが、意地でも自分のことを名前呼ばない点については不快。
菓子で釣りながら「オールコック」と呼ばせる練習を定期的に受けさせていたら懐かれた。


栄一くん cv興津和幸
生徒会書記。
制服はお父さんのお下がり。丁寧に使っているので道具の物持ちがいい。実家から電車で通っており、姉と妹がいる。犬も飼っている。
最近の趣味は生徒会室で福沢くん(書記)と将棋の勝負をすること。最近の悩みは背が伸びないこと。
大人・学生問わず誰とでも即座に仲良くなるため人脈も人望もある。そのおかげでさまざまな施設の招待券をもらうのでその都度民生と出かけている。
頻繁に民生を自宅に誘って家族へ紹介していたら周りから「それはやばいよ」と言われたので家デートは控えているらしい。
交際していなかった頃は生徒会のみんなから「早く民生と結ばれてほしい」と願われており、気づかないうちにさまざまな根回しをされていた。


民生ちゃん cv高橋李依
帰宅部。寮ぐらし。成績が悪い。
バイトはしていないが、みんなのお手伝い(部活の助っ人から猫探しまで)をしてお小遣い稼ぎをしたり、いらなくなった服をもらったりして節約をしている。業務用の割れチョコレートをおやつとして鞄に入れている。
お昼ごはんは寮から持ってきた白米のみを伊賀七先生と一緒に授業準備室で食べる。(食生活の心配されかねないので栄一とは絶対に昼食を食べない)
放課後に栄一とどこかに寄る時間が好き。中学には通っておらず飯塚家の押し入れに住んでいたが、伊賀七の勧めから高校に行くことになった。
中学時代はロングヘアだったが手入れが面倒になったので自分でカットして今の髪型になった。

さまざまな情報まとめ
民生について
●民生の由来について
「民が生きる」と書いて民生と読む。人を殺している自分が名乗っていることや、幼い頃に使っていただけの名前なのであまり言いたくないが周囲には好評。片割れと一緒に考えた本当の由来は「民の中で生きる」。「1人きりではなく、みんなのそばにいられるように」という願いが込められている。
●戸籍について
戸籍を作る際、栄一が「一度戸籍を持ったらもう名前は隠せません。あなたの名前は皆が知る名前になります。」と説明をした際、民生が選んだ名前は出会った頃にもう使う予定のないと言っていた「民生」。皆と因縁を結んでいくうちに民生は「民生」と呼ばれることが好きになっていた。
●片割れとの関係
片割れが一方的に民生のことが好きなので口吸いまでは経験済み。人の好意が分からないので民生はキモがっていた。片割れが今も民生に恋心を抱く一方で、民生は過去に執着しないので顔を合わせるたびに「こいつは何を言っているんだ?」と本気でキレている。
民生と栄一について
●身長差は20cmくらい。民生はどれだけ小さくしても良いです。(目安として栄一152cm、民生132cm)自分よりも背の低い民生に対して栄一は「私が彼女を守らなければ!」と思う瞬間が多々ある。※民生のほうが強い
●民生は感情の起伏が怒り以外あまりないので嫉妬はしない。一方栄一は「誰からも気にかけられている民生」が自分の手元を離れてしまうのではないかという不安が少しだけある。
●「マイペースな民生に振り回されて困る栄一」と「女慣れしている一枚上手な栄一に困る民生」の2パターンがあります!お好きなほうをどうぞ。
交際について
●栄一はとにかく民生に触りたいので手ばっかり繋いでいる。
●交際を始めてからは長屋ではなく栄一の家へ帰る機会が増えたが、朝になると民生はいなくなっているので栄一は「どうして…」とショックを受けている。「いる理由」がないと民生が帰ってしまうと気づいた栄一は「起きたらあなたの分の朝餉を用意します」となんとか引き止めているようだ。
●一時期遊郭にハマっていた栄一のほうが全てにおいて慣れている。一方民生は全てが初めてなので栄一になにかされるたび体をおかしくしたり、反射で栄一を殴ったりしている。栄一に優位をとられていることに不満を感じている。
青生について
●名前を考えたのは栄一。「青空の下で生きられるように」という意味。青生の瞳が青いことや、栄一自身の好きな漢字を組み合わせでもある。
●養子なので顔立ちは民生にも栄一にも似ていないが、生活を共にするうちに仕草などが似てきている。
●まだぎこちないが、目上には頑張って敬語を使っている。これまでずっと1人だったことから「家族へのあこがれ」はあり、ふたりのことを「母さま」「父さま」と呼べることは嬉しいらしい。
●栄一のことを完全に舐めており、そろばんの授業が始まるたびに逃げ出し、道場に逃げ込んでは稽古に混ざっている。
●これまで盗みをしていたこともありまだ手癖が悪く、悪さをするたびに民生に竹刀でボコボコにされている。(民生は加減を知らないため)
学パロについて
●民生はスマホを持っていないため、こんぴらを伝書犬にしていたが驚くほど不便なので栄一が携帯ショップへ連れ出した。今ではスマホ持ちだが操作が上手くできないので電話以外かけられない。
●文化祭で民生のクラスはメイドカフェを行った。頼まれごとはきちんとこなすため民生はしっかり働き、栄一はいっぱいお金を使った。
●体育祭の借り物競走で「好きな人」を引いた際「自分のことが好きな人」と解釈をして近くにいたサトウとゴールをしたら栄一に信じられないくらい問い詰められた。
●大久保先生と栄一は互いに嫌いあっており、テストの際は先生からは厳しい洗礼(満点を取っても点数を書いてもらえないなど)を受けている。栄一も栄一で福沢経由で「(大久保先生が顧問の)囲碁将棋部に入らないか、このままで部として成り立たない」と勧誘を受けた際は「民生との時間を優先したいから」と断った。もっと仲が悪くなった。
【なんとなく渋民年表】
渋沢栄一と民生の年表。時系列の間違いはご容赦ください。1858年 民生(18歳) 横浜入り
脱藩後は横浜で伊賀七と交友を深め、長屋で半同居状態。伊賀七は民生の父親のような存在になる。伊賀七は誰にもそっけない態度をとる民生が少し心配らしい。
「民生」は幼い頃に片割れと考えた名前。由来は「民が生きる」ではなく、寂しがり屋な彼女が常に誰かと居られるようにという願いを込めた「民の中で生きる」。しかし、大人になった民生にとっては恥ずかしい由来なのであまり使いたくないそうだ。1863年 民生(23歳) 栄一と出会う(世界進出の一品)
因縁イベント中、腹を空かせていた際にうどんを奢られたことをきっかけに「良い奴そう」と判断し、民生は「栄一」と呼び始める。突然名前で呼ばれたことに驚きながらも、掴みどころのない民生に栄一は惹かれてゆく。
民生から栄一に会いに行くことがほとんどだったが、交流を重ねていくうちに栄一から長屋を訪ねることも増えてゆく。栄一は次第に民生へ好意を抱き、アプローチをかけるも、恋愛の話をするたびかわされ事態は難航(逆に燃える)。しかし、自覚がないだけで民生も栄一に恋心を抱いており「お前のことが好きらしい」と民生から想いを告げて無事に結ばれる。1867年 栄一(27歳) 渡仏(1868年まで)
民生をフランスに連れて行くか本気で迷うが、片割れとの決着を付けてほしいので「留守中は彼女をよろしくお願いします」と方々へ依頼し、栄一は渡仏。栄一のいない生活に民生は少しだけ寂しさを覚える。
帰国後はこれまでの寂しさを埋めるように栄一の家で同棲を開始。家主のいない長屋の管理は伊賀七に任せる。
栄一は「どこにでも行ける自由な民生」が好きなため、自分から結婚という誓約で縛ることはしなかったが、なにげなく戸籍の話をした際に民生の方から「渋沢民生になってやる」と宣言されたため、彼女の戸籍を新しく作った上で入籍もすることに。
余談だが、民生の初めての比翼相手はアーネスト・サトウ。「私ではダメだろうか」とサトウが告白をした際「お前はダメな奴ではないぞ」という意味で返事をしたら勘違いされてそのまま比翼になったようだ。サトウのことは異人なのに和名を持っていることや、菓子をくれるので気に入っているらしい。1869年 民生(29歳) 戸籍&入籍
元から戸籍を持たない民生が選んだ苗字は「渋沢」。「民生」という名前も皆と因縁を結んでいき、由来である「民と生きる(心の中で生きる)」を成したことからそのまま使うことにした。苗字がついても栄一と民生の生活はあまり変わらないらしい。
結婚の証人は伊賀七と、栄一の希望で「栄一とライバル関係」にあるアーネスト・サトウに依頼。サトウは本気で嫌がっていたが渋々承諾してくれた。1870年 民生(30歳) 渋沢家に養子を迎える
自分が歩めなかった「普通の生活」を送らせてやりたいという民生の願いから、以前から交流のあった捨て子の少年を連れ帰り、渋沢家に迎え入れる。栄一が少年に名付けた「青生(あお)」という名前は民生の「生」と青空の「青」に由来し「青空の下で生きる」という意味。
「血縁はないはずなのに青生は栄一に似ている」ともっぱらの噂。